クマガイソウを再生した群落。
杉木立の林床。
杉の枯れ落ち葉と広葉樹の枯れ落ち葉
が厚く堆積する林床。
杉の枯れ落ち葉は非常に材木腐朽菌による
分解速度が遅いため、非常に貧しい
炭素循環が構築されている。
約8から10年前の杉落ち葉が分解。
同じ林床に雪割り草、浦島草、マムシグサも自生。
同じ材木腐朽菌で生きている。
SUGOI-ne2号ゴールドで、ユキワリソウ、
ウラシマソウも良く出来るのは、
この理由である。
貧しい場所なので、SUGOI-ne単用では
養分がありすぎる!
軽石、赤玉にSUGOI-ne2号ゴールドを
30%程度ミックスして植え込む。
株の周囲にパラパラ、杉の枯れ落ち葉の
ようにSUGOI-neを軽く撒く。
梅雨の季節に枯れ落ち葉は急激に
分解し(材木腐朽菌が大繁殖)糖、
糖質を作る。
杉木立の光条件は、充分な光合成が
出来ない。これを補う糖、糖質である。
SUGOI-ne源液が効く!
野生ラン、山野草を新しい場所に移植する。
現在のクマガイソウを・・・更に別な場所に移植して・・・大群生にしたい!
山から掘って来た株を・・・庭に植えて殖やしたい!
こういう問い合わせが多く頂くようになりました。
これまではなかなか成功しなかった!
なぜか????
これまでの園芸には・・・自生地再生という理念が想定されてこなかった!
したがって、自生地再生の理論も技術も無かった!
そういう日本の園芸の中で、理論も技術もない中で、
この約30年間、安易に庭に地植えされ、ほとんど3年で絶種してきた。
日本の山には、目ぼしいものはない状況までになっている。
絶滅危惧種・・・・そういう指定がされて、保存、再生が行われているが、
そういう植物の中には、人間の手に負えないラン科植物、その他の植物も多い。
SUGOI-neは自生地再生可能な世界初のコンポストである!
そういうことで、開発してから7年、多くの植物を、多くの人が試験してきた。
試行錯誤の試験であるが、ほぼ・・・成功する技術が解明されてきた。
その一端を記すので、多くの人試験してみてください。
1 移植予定地をきめる。
2 除草、排水などの整備を行なう。
3 予め、移植60〜90日前に、SUGOI-ne1号
又は2号ゴールドを地面が見えない程度撒く。
(枯れ落ち葉の代用)
4 SUGOI-ne源液の1000倍液を与え、膨張させラン菌の繁殖を促す。
5 60から90日、そのまま自然の降雨に任せ放置する。
6 植物移植の準備
7 SUGOI-neを撒いた場所に穴を掘り植物を植える。
8 植た後、地面の表面にSUGOI-ne1号、又は2号ゴールドを枯れ落ち葉のように撒く。
(植物の種類によってSUGOI-neを変えること) (1号、2号ミックス)
9 SUGOI-ne源液1000倍液を潅水代わりに与える。
10 オシボリより乾燥した時、9を潅水。
以上の手順で、多くの人が成功しています。
大切なことは・・・
○ 植物移植60〜90日前にSUGOI-neを撒いて、
移植地にラン菌による炭素循環を構築させておくこと。
山から掘って来た物を、絶対一般の用土、山野草培養土に植えないこと。
このコンポストには雑菌があり、数日で根に雑菌が繁殖し、
自生地の菌と違う菌世界になるからである。
山堀株を直ぐに移植地に土がついたまま植え込むこと。
これはラン科植物でも、山野草でも同じ。
○ 自生地では、枯れ葉は毎年発生し、地面に舞い落ち積もるので、この毎年というのがポイント。
毎年継続して、晩秋から早春の期間にSUGOI-neを枯れ落ち葉のようにパラパラ撒くこと。
多年草のラン科植物、山野草は、ほとんど全ての植物がこの栽培法で栽培可能である。
○ 植物の自生地を調べて、蹴れ落ち葉が多く堆積している場所に自生している植物は、
SUGOI-neを多く撒く。枯れ落ち葉が少ない場所に自生する植物の場合は
SUGOI-neを少なく撒く。
○ 肥料は与えないこと。山に肥料など与えてはいないからです。
雨水に含有する尿素の窒素で充分。
燐酸、カリ、その他の微量要素は、ラン菌が供給する。
○ このように栽培すると、多年草でもイヤ地、連作障害は起こらない。
自生地ではこういう土壌問題は起こらない。
ラン菌にこういう問題は丸投げすればよい。
クマガイソウ、アツモリ、カキラン・・・ えびね
シラネアオイ・・・山野草を新しい場所に移植する
移植する場所にあらかじめラン菌を
生息繁殖させておく SUGOI-neを上手に使う。
kouza 1hr